ボレー

ノーバウンドでボールを返し相手に戻る時間を与えずポイントしやすいショットです。

ボレーの基礎

まずはフェデラー選手のすばらしいボレーのスローモーションを見て、自分で打っているイメージをしてください。

足とラケットをセット

ボールに対して横向きになりフォアの場合は右足、バックの場合は左足をセットしラケットも打点より少し上にセットします。
ラケットは少し上向きにし、ラケットと腕の角度は120度くらいにします。

ボールを打つ（インパクト）

上向きのラケット面を保ったままラケット面の下側を先行させボールを捕らえます。
自然にボールにアンダースピンがかかります。
余裕がある場合はセットした足と逆の足を前に出します。

ボールを打った後

手首を使わずにそのまま打ちたい方向へ押し出すようにします。

上達のコツ

1. ボレーの苦手意識が取れない

   ボレーに苦手意識がある人は特に体の近くでラケットを構えて、ボールに対して打点が遅れてしまうことが多いです。
   準備の段階で両脇を空けラケットを前に出して構えることで打点が遅れることも減り、積極性が増してきます。

2. 打つときに足を踏み込まなければいけないの？

   必ずしもボレーを打つときに足（フォアボレーの場合は左足、バックボレーの場合は右足）を踏み込まなければいけないことはありません。
   速いボールでは特に足を踏み込むことよりもスプリットステップをしっかりして軸足（フォアボレーの場合は右足、バックボレーの場合は左足）をセットしラケットでボレーの面をすばやく作ることが重要です。
   余裕のある場合は足を踏み込むことでより強いボレーを打ちましょう。