グリップによって打ちやすいショット、打ちにくいショットがあります。
またそれぞれのグリップによってメリット、デメリットがありますので自分のプレースタイルにあったグリップ、または理想のプレースタイルに合ったグリップを探してみてください。
グリップは大きく分けて、「コンチネンタルグリップ」「イースタングリップ」「セミウエスタングリップ」「ウエスタングリップ」の4種類あります。
コンチネンタルグリップからイースタングリップ、セミウェスタングリップ、ウエスタングリップと徐々にグリップがあつくなると表現します。
グリップは個人の感覚が違うように誰にでも当てはまる正解はありません。
この4種類のグリップのメリット、デメリットを頭に入れた上で自分に適したグリップを探してみてください。
目次
コンチネンタルグリップ
握り方
もっともグリップがうすい握り方です。
ラケットを地面に垂直にして、包丁を握るように握ったグリップです。
メリット
すべてのショットをこのグリップだけでこなすことができます。
デメリット
フォアハンド、バックハンドともに打点が体の横になり力が入りにくいためストローカーには向いていません。
おすすめのショット
サーブ、ボレー
イースタングリップ
握り方
ラケット面に右手の手のひらを置き、そのままグリップエンドまで右手をスライドさせて握ったグリップです。
メリット
ラケット面と手の平の角度が同じになるのでボールを打つ感覚をつかみやすい。テニスを始めたばかりの人には扱いやすいグリップです。
デメリット
フォアハンドでは高いボールに力が入りにくく打ちづらい、またボールにトップスピンをかけにくいです。
おすすめのショット
両手バックハンドの左手
セミウエスタングリップ
握り方
イースタングリップから少しラケットを時計と反対周りに回して握るグリップです。
メリット
フォアハンドで比較的トップスピンをかけやすく打点が前になりやすいためボールに力を伝えやすいです。
デメリット
ウエスタングリップに比べると高いボールに力が入りにくいです。
おすすめのショット
フォアハンド
ウエスタングリップ
握り方
もっともグリップがあつい握り方です。
ラケット面を上向きにして地面に置き、そのままグリップを真上から握ったグリップです。
メリット
ストロークでトップスピンがかけやすく、高いボールも力が入りやすいです。
デメリット
手のひらの感覚とラケットの面の角度がかなり違うためボールを打つ感覚をつかみにくいです。
低いボールが打ちにくいです。
おすすめのショット
フォアハンド