注目のアイテムを調査して紹介していきます。
ラケット
BABOLAT PURE AERO (バボラ ピュアアエロ)
バボラのアエロが2015年おおいなる進化を遂げて名称も新たに「ピュアアエロ」シリーズとして誕生しました。アエロラケットならではのパワーを落とすことなくスピン性能を最大限に高めたラケットです。
8月中旬から順次発売されるということです。
スイングスピードを高めるために「エアロモジュラー2」という機能を採用しフレームを改良することで従来のモデルより11%も空気抵抗を減らしています。
またインパクトをスピンのために最適化するために「FSIスピン」という機能を採用しストリングの可動域を70%拡大させることでスピンがかかりやすくなっています。
デザインも黄色と黒で派手な配色になっていてテニスのモチベーションも上がりそうです!
アエロシリーズと同様、このピュアアエロシリーズも人気が出ること間違いないでしょう!
モデル名 | 重さ | フェイス | バランス | 長さ | ストリング | |
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PURE AERO TOUR
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315 g | 100 in2 | 315 mm | 27 in | 16×19 | |
PURE AERO
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300 g | 100 in2 | 320 mm | 27 in | 16×19 | |
PURE AERO +
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300 g | 100 in2 | 320 mm | 27.5 in | 16×19 | |
PURE AERO TEAM
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285 g | 100 in2 | 320 mm | 27 in | 16×19 | PURE AERO LITE
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270 g | 100 in2 | 330 mm | 27 in | 16×19 |
VCORE Tour F(ヨネックス Vコア ツアー エフ)
Yonexのラケットの中でもっとも競技思考の強いハードヒッターモデルになっています。
2月下旬の発売ということです。
フレームの内側に隆起した部分を作り空気の流れを整えることで振り抜きがよくなりました。
VCORE Tour Gはフレームが薄いということも振りぬきがとても良かったのですがこのモデルはさらにいいのでしょうか。
サーブのスピードは6%、フェイスの上部(トップ)よりに打ったときにスピードが4%アップ、スピンが3%アップするとのことです。
違いが気になります。とても楽しみです。
いま、若手注目ナンバー1のコリッチ選手も使用しています!
もちろん「スマートテニスセンサー」にも対応しています!
モデル名 | 重さ | フェイス | バランス | 長さ | ストリング |
---|---|---|---|---|---|
TOUR F 97 |
G:310 g L:290 g |
97 in2 | G:310 mm L:325 mm |
27 in | 16×21 |
TOUR F 93 |
310 g | 93 in2 | 315 mm | 27.0 in | 16×21 |
Wilson Blade(ウィルソン ブレード)
Wilsonのラケットの中でもっともラケットがしなるシリーズになっています。
フレーム形状もボックス形状になっておりボールがストリングに食い込んでいる時間を長くしてコントロールを重視しています。
BladeシリーズをBurnシリーズを比較するとボールを長くつかむ感覚が好きな人はBladeシリーズ、ボールをはじく感覚が好きな人はBurnシリーズが合っています。
また錦織選手のライバルであるラオニッチ選手、ウィリアムズ姉妹などが使っていることでも注目です!
さらに「スマートテニスセンサー」にも対応しているのも見逃せません。
モデル名 | 重さ | フェイス | バランス | 長さ | ストリング |
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98(18×20) |
304 g | 98 in2 | 325 mm | 27 in | 18×20 |
98(16×19) |
304 g | 98 in2 | 325 mm | 27.0 in | 16×19 |
98S |
294 g | 98 in2 | 330 mm | 27.0 in | 18×16 |
Wilson Burn(ウィルソン バーン)
錦織選手が2015年シーズンから使用しているラケットです。
「95」は錦織選手が使用するモデルということでフェイス面の形もラケットの長さも特別なものになっています。
「100」と「100S」はストリングパターンが違い「100」は16×19でコントロールを重視しており、「100S」は18×16で横糸を少なくすることでスピンとパワーを重視しています。
「100LS」と「100ULS」はより軽量化されたモデルとなります。
このモデルの注目点はフェイス面が横に広いということです。(95以外)
最近発売されるラケットは横幅の狭いものが多くちょっと不満を感じていましたのでこのラケットにはとても注目しています!!!
また「スマートテニスセンサー」にも対応しているのも見逃せません。
2月下旬発売予定です!!
Babolat Pure Drive 2015 (バボラ ピュア ドライブ)
誕生から20年を向かえ、今年さらにバージョンアップしました。
最大の変更点は「FSIテクノロジー」によりスイートスポットがフェイス面の上部に移動したことです。
確かにボールを捕らえる位置はやや上部によることが多いためこれはいいかも知れません。
重さやフェイス面、長さなどたくさんモデルがある中でもやはり注目は「Pure Drive」でしょう。
そしてカラーリングも明るくなりいい感じです。
Prince TeXtreme(プリンス テキストリーム)
Princeが素材にこだわったラケットです。
Textreamカーボンという、従来のカーボンよりもより高密度な軽量な素材を使用する事で
フレーム剛性が高く、また軽量のフレームを実現しました。
注目は「HARRIER 100XR-J」です。
ラケットのゴールデンスペック(重さ:300g、ヘッドサイズ:100in²)で扱いやすく
ラケットの素材も変わった事でフレーム厚が最大24mmとそれほど厚くないのにパワーのあるショットが打てます。
モデル名 | 重さ | フェイス | バランス | 長さ | 特徴 |
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HARRIER 100XR-J |
300 g | 100 in² | 325 mm | 27.0 in | ゴールデンスペックモデル |
HARRIER 104XR-J |
280g | 104 in² | 335 mm | 27.0 in | EXO3 BLACK104Tの後継 |
ウィルソン プロスタッフ 97(Wilson Pro Staff 97)
フェデラーの「もっとパワーのあるラケットがほしい。でも、フィーリングはこれまでと同じものがいい」というリクエストに応えるべく新たに開発されたもの。
パワーを出すために、フェイス面積を97平方インチと大きくし、フレーム厚は21.5mmに設定。
そしてフレーム形状が半分ラウンド形状、半分ボックス形状というのも、『パワーを出しつつも、フィーリングの良さは残す』というセッティングにするためです。
Wilsonのラケットのほかのシリーズと比べると
パワーの大きい順にPRO STAFF 97>BLADE 98>SIX.ONE 95Sという並びとなります。
今までProStaffを使っていたけどもう少しパワーがほしいし、フィーリングは変えたくないという方にはうってつけです!!
ただ残念ながら今のところ「スマートテニスセンサー」には対応していません・・・
モデル名 | 重さ | フェイス | バランス | 長さ | ストリング |
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PRO STAFF 97 RF | 340 g | 97 in2 | G:305 mm | 27 in | 16×19 |
PRO STAFF 97 | 315 g | 97 in2 | 310 mm | 27.0 in | 16×19 |
PRO STAFF 97LS | 290 g | 97 in2 | 325 mm | 27.0 in | 18×16 |
HEAD Graphene XT SPEED (ヘッド グラフィンエックスティー スピード)
世界NO.1 ジョコビッチ選手も使用する『HEAD スピードシリーズ』の2015年モデルです。
なんといってもこのモデルの特徴は「MP A」と「Rev Pro」モデルに搭載されているASPテクノロジーです。
ASPテクノロジーは、グロメットを交換する事で、
スピンとパワーの『縦16×横16』パターン
コントロール重視の『縦16×横19』パターンを選ぶ事が出来ます。
そしてもっとも注目は「MP A」です。
ラケットのゴールデンスペック(重さ:300g、ヘッドサイズ:100in²)でとても扱いやすく
パワー、スピン、振りぬきやすさも問題ないです。
さらにASPテクノロジー搭載で自分好みのストリングパターンにできます!!
ストリングの横糸の本数を減らしてスピンとパワーを増すという方法は、最近どのメーカーも取り入れ始めていますしとても興味があります!!!
電子機器
最近はさまざまなテニス関連の電子機器が販売されています。
電子機器のような最新アイテムをうまく利用してテニスを楽しんでいきましょう。
スマートテニスセンサー(Smart Tennis Sensor)
使用者のテニスのプレーをデータ化し、分析できるすごいアイテムです。
楽天販売サイトへ |
分析できるデータは
- ラケットフェイスのボールを打った位置
- 打った数
- スイング速度
- ボールの速度
- ボールの回転
です。そして以下のスイングの種類も判断してくれます。
- フォアハンド(ストローク、ボレー)
- バックハンド(ストローク、ボレー)
- オーバーヘッド(サーブ、スマッシュ)
これらのデータによりショットごとの統計や指定区間でのデータなどの分析を行えます。
今までは、個人の感覚に頼っていた部分を、数値化することで今まで見えなかった部分がたくさん見えてきます。
使い方は
- センサーを充電
- スマートフォンやタブレットに専用のソフトをインストール
- 対応ラケットのグリップエンドにセンサーを取り付ける
- 電源を入れて普段通りプレー
- スマートフォンやタブレットの専用ソフトにデータを取り込む
とデータを解析することができます。
また専用ソフトをインストールしたスマートフォンなどで撮影しながらプレーすることで
自分の動画とデータがリンクし、このときのショットはスイートスポットで打っていて100Km/h出ていた!などということがわかります。
データを解析してわかることの例としては、フォアハンドはラケットフェースの上部で打つことが多いが、ボレーはフェースの下部で打つことが多いですとか、
フォームを改造中に以前のスイングと改良中のスイングのデータを見比べて、改良は正しい方向で行われているのかが確認できます。
また練習中と試合中のデータを見比べることで練習ではうまくできることが試合ではできない理由がわかるかも知れません。
2014年はヨネックスのラケットしか対応していませんでしたが
2015年1月よりウィルソン(Wilson)、ヘッド(Head)、プリンス(Prince)のラケットにも順次対応していくということです!対応しています。
また対応ラケットが増えたことに加えて
以下の二点の機能が追加されています。
1.スロー再生
これはライブモードで撮影した動画をスローで見ることができる機能です。
スロー再生によってより細かくフォームの確認ができます。
2.モーションショット
これは連続写真を撮ることができる機能です。
雑誌の連続写真のように見ることができてとても楽しいです。
もちろん当サイトでも使ってみましたがテニスの楽しみが何倍にもなった感じです!